P2P(ピアツーピア)によりファイルやフォルダの同期を行うアプリケーション
BitTorrent Syncを Windowsマシンにインストールします。
BitTorrent Syncは、同じ 33桁のシークレットキーを設定したファイルやフォルダのみが同期されるようになっています。
そのため、プライベートな P2Pによるファイルやフォルダの同期と言えます。
また、一般的なクラウドサービスを経由することなく、パソコンやモバイル端末間で直接同期を行いますので、クラウドサービスを利用するときのように容量を気にする必要もありません。
BitTorrent Syncは、Windows, Mac OSX, Android, iOS, Linuxにインストール可能です。
ダウンロード
BitTorrent Labsサイト(http://labs.bittorrent.com/)からインストールする
OSに対応した BitTorrent Syncをダウンロードします。
Androidは Google Play Store、iOSは iTunes Storeから BitTorrent Syncを検索してダウンロードします。
インストール
Windowsへのインストールは、ダウンロードしたファイルを実行して行います。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
インストール先およびインストールオプションの設定です。
「
次へ(N) >」で次に進みます。
Windows環境への追加設定です。
「
インストール(I) >」でインストールが開始されます。
インストールが終了すると、最初に同期フォルダの設定画面が表示されます。
同期フォルダは後で作成するので、ここでは「
スキップ」します。
Android端末のバックアップ同期
Android端末にも BitTorrent Syncをインストールし、カメラの撮影画像をパソコンにバックアップするための同期設定を行います。
まず、Android端末で、カメラの撮影画像が入っているフォルダをバックアップ同期するように設定します。
バックアップ同期は、Android端末からの片方向同期になります。
同期先でファイルを削除しても、Android端末のファイルは残り、再度 Android端末からファイルが同期されることはありません。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は au IS14SHのものです。
BitTorrent Syncを起動し、バックアップタブを選択します。
バックアップの管理画面です。
フォルダの追加アイコンをタップし、バックアップフォルダを新規追加します。
フォルダの選択画面です。
フォルダを選択でバックアップするフォルダを選択します。
標準カメラの SDカード保存先を指定しています。
「
次へ >」で次に進みます。
シークレットキーの通知画面です。
メールアドレスを使用して同期先パソコンにシークレットキーを送ることができます。
このシークレットキーを使用して同期先のデバイスと関連付けを行います。
「
完了」でバックアップフォルダの追加を終了します。
バックアップの管理画面に追加したバックアップフォルダが表示されています。
表示されているバックアップフォルダをタップすると、シークレットキーを確認することができます。
次に、パソコン側に同期フォルダを作成し、 Android端末のバックフォルダと同期を行います。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
BitTorrent Syncを起動し、フォルダタブで
同期フォルダを追加します。
Android端末で通知されたシークレットキーとパソコン側の同期フォルダを入力します。
パソコン側に同期フォルダは事前に作成しておきます。
「
OK」で同期フォルダが追加されます。
追加した同期フォルダが表示されています。
しばらくすると、Android端末の撮影画像がパソコンの同期フォルダにバックアップ転送されてきます。