サーバー(CentOS)の X Windowアプリケーションを Windowsマシンでリモート操作するため、GPLv2(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2) によるオープンソースソフトウェア Xmingをインストールします。
Xmingは、Windowsで動作する X Serverソフトウェアです。
サーバー(CentOS)の X Windowアプリケーションと Windows間の接続は、Xmingを SSHクライアント PuTTYと連携させて、SSH によるセキュアな通信を行います。

ダウンロード

SourceForgeの Xmingプロジェクト http://sourceforge.net/projects/xming/ から次のファイルをダウンロードします。
  • Xming X Server for Windows
    • ≪Xming本体≫    Xming-6-9-0-31-setup.exe
    • ≪Xmingフォント≫  Xming-fonts-7-5-0-47-setup.exe
(※)下線部は 2013/07/15 現在の最新リリース番号です。

インストール

ダウンロードした Xming本体を実行すると、インストールが開始されます。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
xming01.png
セットアップウィザードの開始画面です。

Next >』で次に進みます。
xming02.png
インストール先の設定です。

Next >』で次に進みます。
xming03.png
インストールするコンポーネントの設定です。

SSHクライアントの PuTTYは別にインストールしていますので、ここではインストールしないようにしています。

Next >』で次に進みます。
xming04.png
スタートメニューに登録する際のフォルダ名の設定です。

登録しない場合は、Don't create a Start Menu folder をチェックしてください。

Next >』で次に進みます。
xming05.png
デスクトップやランチャーへのアイコンの登録と拡張子の関連付けの設定です。
必要に応じてチェックしてください。

Next >』で次に進みます。
xming06.png
インストール設定項目の確認画面です。

Install』インストールが開始されます。
xming07.png
インストールの完了画面です。
次にフォントのインストールを行いますので、Launch Xming のチェックを外しています。

Finish』で終了します。

次に、Xming用フォントのインストールを行います。
ダウンロードした Xmingフォント を実行します。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
xming11.png
セットアップウィザードの開始画面です。

Next >』で次に進みます。
xming12.png
インストール先の設定です。

Next >』で次に進みます。
xming13.png
インストール先フォルダが既に存在するための警告画面です。

Xming本体と同じフォルダにインストールするため、『はい(Y)』で次に進みます。
xming14.png
インストールするフォントの指定です。

Next >』で次に進みます。
xming15.png
スタートメニューに登録する際のフォルダ名の設定です。

登録しない場合は、Don't create a Start Menu folder をチェックしてください。

Next >』で次に進みます。
xming16.png
インストール設定項目の確認画面です。

Install』インストールが開始されます。
xming17.png
インストールの完了画面です。

Finish』で終了します。

設定

Xming接続に使用する PuTTYのセッションに X11フォワードの設定を行います。
設定を行うセッションは、通常の SSH接続に使用するセッションで構いません。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
xming21.png
接続・SSHの X11で X11 フォワーディングを有効にする(E)にチェックを入れます。

X ディスプレイの場所には localhost:0 を設定します。
0 は、ディスプレイ番号になります。
複数の接続を行う場合は、それぞれ別々のディスプレイ番号を指定します。
xming22.png
セッションを保存します。

次に、Xmingの設定を行います。
Xmingの起動は、XLaunch を使用して行うようにしますが、Xmingの起動パラメータを設定することで直接起動することも可能です。

スタートメニューもしくはデスクトップのアイコンから XLaunch を起動します。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
xming31.png
X Windowアプリケーションの表示方法を設定します。

Multiple windows を選択しています。
Display number は、PuTTYで設定したディスプレイ番号と同じ番号を指定します。
複数の接続を行う場合は、それぞれ別々の XLaunchを起動して設定を行います。

次へ(N) >』で次に進みます。
xming32.png
X Windowアプリケーションの起動方法を設定します。

PuTTYコンソールで起動するため、Start no client を選択しています。

次へ(N) >』で次に進みます。

Start a program を選択すると、次の画面で、起動する X Windowアプリケーションと PuTTYのログイン方法を指定します。
xming33.png
前の画面で Start a program を選択した場合の画面です。

Start program に起動する X Windowアプリケーションを入力します。

PuTTYで接続しますので Using PuTTY (plink.exe) を選択します。
Connect to computer には、接続する PuTTYのセッション名を入力します。
Login as user は、SSHのログインユーザーです。
Password は、SSHのログインユーザーパスワードです。
※鍵認証の場合は、秘密鍵のパスワードになります。
また、パスワードを省略すると PuTTYの pageant によるパスワード自動入力になります。

次へ(N) >』で次に進みます。
xming34.png
Xmingのインストール時に PuTTYをインストールしませんでしたので、plink.exe の場所を指定するように要求されます。

別に インストールした PuTYY フォルダ内の plink.exe を指定します。
xming35.png
起動オプションの設定です。

Clipboard をチェックすると、Windowsとの間でクリップボードを経由したコピー&ペーストが可能になります。

次へ(N) >』で次に進みます。
xming36.png
Save configuration で設定ファイルを作成・保存します。

完了』で設定を終了します。

起動

保存した XLaunchの設定ファイルをダブルクリックすると Xmingが起動し、タスクバーに Xmingのアイコン xming41.png が現れます。

Start a program で設定ファイルを作成した場合は、起動後 SSHのユーザーパスワードを入力してしばらくすると、指定した X Windowアプリケーションが Windowsのデスクトップ上に現れます。

Start no client の場合は、PuTTYコンソールで X Windowアプリケーションを起動します。
(※)クリックすると移動可能な拡大画像がポップアップします。画像は Windows8 64bitのものです。
xming51.png
Start a program で起動した場合は、SSHのユーザー(秘密鍵)パスワードを入力します

完了』で X Windowアプリケーションが Windowsのデスクトップに表示されます。
xming52.png
Start no client で起動した場合は、Xming接続用に設定した PuTTYのセッションで SSHサーバーに接続し、X Windowアプリケーションを起動します。

例では、仮想サーバーの管理ツール virt-manager を起動しています。
virt-managerは、libvirtグループ権限のユーザーで起動できるように設定しています。
xming53.png
Windowsのデスクトップ上で virt-manager が操作できるようになります。
Xmingの終了は、タスクバー上の Xmingアイコンを右クリックして、Exitで行います。

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System House ACT公式ブログ内記事 :
Xming - X Server for Windows

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