CentOSサーバーの運用・管理を行う上で、yumでインストールされる RPMパッケージのバージョンが古いとか、その他の理由により、ソースファイルからコンパイル、インストールする場合があります。
しかし、ソースファイルからインストールすると make uninstall ができない等、アンインストールが容易でない場合があります。
そこで、ソースファイルからインストールしたパッケージを管理するツール paco(pacKAGE oRGANIZER)をインストールします。

必要パッケージのインストール

pacoを GUIで使用する場合は、GTK+ライブラリが必要になります。
CUIのみで使用する場合は必要ありません。
《先頭文字 \:rootユーザー、$:一般ユーザーでの実行になります》
$ sudo yum -y install gtkmm24 gtkmm24-devel

インストール

/usr/local/src に paco公式サイト からソールファイルをダウンロードしてインストールします。
※ /usr/local/srcには、インストールするユーザーで書き込み権限を設定しています。
《先頭文字 \:rootユーザー、$:一般ユーザーでの実行になります》
$ cd /usr/local/src
# 2013/11/13時点での最新バージョンをダウンロードしています
$ wget http://downloads.sourceforge.net/project/paco/paco/2.0.9/paco-2.0.9.tar.gz

# ファイルを展開して、コンパイルを行います
$ tar xzvf paco-2.0.9.tar.gz
$ cd paco-2.0.9
$ ./configure \
>   --disable-gpaco \
>   2>&1 | tee configure.log
$ make 2>&1 | tee make.log

# root権限でインストールを行います
$ sudo make install 2>&1 | tee make_install.log

# paco自身を管理対象にします
$ sudo env PATH=$PATH make logme
 9行目:GUIで使用する場合は指定しません

使用法

ソースファイルからインストールする際の make install を下記のようにします。
《先頭文字 \:rootユーザー、$:一般ユーザーでの実行になります》
     :
$ sudo make install
     ↓
$ sudo env PATH=$PATH paco -D make install
     :
 -D によりカレントディレクトリ名がパッケージ名になります

以下は paco の使用法の抜粋です。
詳細は --help で確認してください。
《先頭文字 \:rootユーザー、$:一般ユーザーでの実行になります》
# パッケージ名を PKG にしてインストールする
\ paco -p PKG make install

# 管理しているパッケージの一覧を表示します
\ paco -a

# 管理しているパッケージ paco のファイル一覧を表示します
\ paco -f paco

# 管理しているパッケージ paco をアンインストールします
\ paco -r paco

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System House ACT公式ブログ内記事 :
パッケージ管理ツール paco

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