System House ACT Weblog

RSS 1.0 RSS 2.0 ATOM 1.0

50歳代の方への案件は出てこない

最終更新日時 : 2012-07-02 02:28:17
ここ 2 ヶ月くらいの間に数社の SI 会社に経歴書を送って案件がないかの問合せを行っています。
その中で、ある中堅の SI 会社から
50歳代の方への案件は出てこない
という回答がありました。

私は要求分析や要件定義を行う業務柄、エンドユーザーとお話をする機会が多くあります。
どのエンドユーザーからも50歳代の SE に担当させるなというような話を聞いたことがありません。
むしろ、能力があれば年齢は関係ないと言っています。
多少は、私の年齢を考えてのこともあるのでしょうが、その言葉に間違いはないと思えます。

年齢の制限を設けているのは、むしろ SI 会社そのものです。
現に、何社からは
65歳くらいまではやっていけるのではありませんか
と回答をいただいています。
システム開発に携わる SI 会社が能力の前に年齢でふるいをかけてしまう。
このことは、様々な弊害を生みます。
もっとも端的にそれが現れるのが品質です。

かつて COBOL で開発していた時代の SE に対して、半ば悪い意味で COBOLer と呼ぶことがあります。
しかし、この汎用機の時代こそ、システムの品質について多くの研究や試みが行われていました。
ダウンサイジングの波とともに、その品質についての成果すら捨ててしまったのは、他ならぬ SI 会社自身です。

能力や真に経験のある SE を年齢というフィルターで最初にふるいをかけてします。
未だにそのような SI 会社が存在していることが、この業界の問題点といえます。

ソフトウェアの開発に年齢というフィルターがある限り、業界としての成長は止まったままです。
失われた 10 年を失われたままにして、また新たに失おうとしている…。そのことに気づくべきです。
2011-04-07 14:26:57 投稿者:代表コメントを追加する

この記事への参照記事

参照記事はありません。

この記事へのコメント

はら さん
2012-06-27 15:13:09
はじめまして。
記載されている内容よくわかります。
SI会社においてリーダーやマネージャーが若いので
それが理由だと思います。
年上は使いづらいという固定概念があるのでしょう。
私からしてみれば管理能力が無いと言っているようなもので
よくも恥ずかしくも無く言えるなと思ってしまいます。

弊社は40代50代の方に特化して営業支援しています。
よろしければご参考まで
http://sbestway.com/s
代表 さん
2012-07-02 02:28:17
有限会社シーキングベストウェイ はら様

コメントありがとうございます。

10数年前に、ある情報会社の電算センター長が言った言葉があります。
「先人たちが落ちた穴になぜ再び落ちようとするのか。どこに穴があるのかを先人たちが知っているにも関わらず…」

あれから10数年も経つというのに、そのセンター長の言葉が未だに通用しています。
過去を財産ではなく遺跡だと断じてしまう限り成長はないでしょう。

もう一つ、システムエンジニアリング業界は大きな問題を抱えています。
人材派遣に頼りすぎた結果、過度な分業が進んでしまい、プログラマはいつまでもプログラマであり、
単体テスト後にプログラミングの問題が発覚しても、そのプログラマはすでにプロジェクトにいないため、
その問題に気づくことなく、他でも同じ間違いを繰り返すことになります。
SEにしても然りです。
結果として、品質が上がることなく、また、品質を担保することすらできなくなっています。

それが、考えられないような原因で障害を起こしていることにつながっています。

今の時代は、昔に比べてシステムが止まることによる影響範囲が大きくなっているにも関わらず
品質に対してあまりにも無頓着です。

何とかしたいともがいているというのが実情です。

一度、お会いしてお話ししたいものです。

この記事へのコメントを追加する

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。

この記事へのトラックバック

トラックバックはありません。

この記事へのトラックバックを追加する

トラックバックの受付は終了しました。
Webサービス by Yahoo! JAPAN
サンワダイレクト
a System House to build an Accounting system by the Computer Technology